新しい農業の形をつくって担い手を増やしていきたい
福島県田村市
移ヶ茸
FGAP認証取得:きくらげ、しいたけ
元々は車の部品を作る会社で働いていたという安田さん。19年勤めた会社を辞め、キノコ農家へ転身。西会津町の師匠のもとで研修した後に独立し、実家の田村市船引町で就農。今年で3年目を迎える。
現在はきくらげ、しいたけをメインに栽培。
「製造業で身につけた技術や知識はキノコ栽培にも生かせるんです。パイプを組合せ、施設内の散水装置を造るのはもちろん、無駄を省いてより効率的に作業できるように意識することも製造業で培った考え方です」と安田さん。 新しい手法にも積極的にチャレンジしている。
新しい農業の形をつくって担い手を増やしていきたい
福島県田村市
移ヶ茸
FGAP認証取得:きくらげ、しいたけ
元々は車の部品を作る会社で働いていたという安田さん。19年勤めた会社を辞め、キノコ農家へ転身。西会津町の師匠のもとで研修した後に独立し、実家の田村市船引町で就農。今年で3年目を迎える。
現在はきくらげ、しいたけをメインに栽培。
「製造業で身につけた技術や知識はキノコ栽培にも生かせるんです。パイプを組合せ、施設内の散水装置を造るのはもちろん、無駄を省いてより効率的に作業できるように意識することも製造業で培った考え方です」と安田さん。 新しい手法にも積極的にチャレンジしている。
福島県は、平成29年の「ふくしま。GAPチャレンジ宣言」から
「ふくしま。GAPチャレンジ」を合言葉に、GAP認証の取得を推進してきました。
その結果、令和2年度までで357件の認証件数となり、
宣言前(H28年)の認証件数10件から大幅に増加しました!
これまでのふくしま。GAPチャレンジの取組を応援いただいたみなさまに、
GAP認証を取得した生産者から感謝の気持ちを込めた
「357のGAPチャレンジャーズメッセージリレー」をお届けします!
福島県出身の箭内夢菜さんが、GAP認証を取得した生産者やGAP認証品を取り扱っている流通業者への取材を通してGAPのことを学んでいく、「箭内夢菜のぎゃっぷップ」が福島テレビにて放映されました。
◆番組タイトル:箭内夢菜のぎゃっぷップ~ふくしま。GAPチャレンジ~
◆放送日:令和2年8月の毎週木曜日(全4回放送)
◆放送時間:20:54~20:58
◆放送局:福島テレビ(FTV8ch)
農場名:鈴木博之(ガンバ農園)
市町村:白河市
マイページ:https://gap-fukushima.jp/user/p180029
■GAP認証取得のきっかけは?
2020東京大会の皆さんにガンバ農園のアスパラを食べてもらうために、何が必要かと考えたところGAPというものがあったのでそれが取得のスタートでした。
自分たちの作業や危険度などが色々な所に見えてきたところが私達ガンバ農園にとってもすごく良いきっかけとなりました。これをもとに色々な所を改善してGAPを続けていきながら邁進していきたいなと考えています。
■GAP認証を取得してみての感想
最初始まった時は大変だなと思ったんですけど、実は私はこのアスパラを始める前はサラリーマンを二十数年やっていた経験がありましたので、そのサラリーマンの経験がGAP取得のための文書管理や色々な対策などに役に立ったと感じます。実際行っていることを文章にすることは苦労した点だったかなと思います。
■今後の目標・方針
今年は(アスパラで)このGAP認証を取得したので、ガンバ農園ではお米やズッキーニまたブロッコリーなども栽培していますので、今後はそういった多品種でのGAP取得に邁進していきたいなと思っています。
■今後、GAP認証取得に取り組む生産者に向けて
はじめスタートする時はとっつきにくいというか入り込みにくい部分もありますが、やっていくにつれて「やっぱりこれはやって良かったな」と思うことがだんだん出てくると実感しましたので、皆さんもそういった部分を思いながら最終的な取得まで頑張ってもらえると良いなと思っています。
■消費者・流通業者に向けて
GAPを取得していろいろな決まり事などガンバ農園としての取り組みができたと自負しております。それをもとに農薬や人に害のあるものをだんだんと減らしていきながらGAPに基づいて物を作っていきたいと思います。今は地元の人たちに食べてもらっているという状況ですが、これから、県 日本 さらには世界の皆さんに食べていってもらえるようなものを日々努力しながらやっていきたいと考えていますのでよろしくお願いします。
農場名:南郷トマト生産組合 GAP先発隊
市町村:南会津町
マイページ:https://gap-fukushima.jp/user/g190009
<生産者:株式会社とまっteファーム>
■GAP認証取得のきっかけは?
南郷トマト生産組合の有志が集まってこれからの農業を考えた時にGAP取得は必要な条件だと感じてチャレンジしました。
■GAP認証を取得してみての感想
思ったよりは大変ではなかったのですが、やはり整理整頓というのが大事だなというのを痛感させられました。これからそれを継続していかなければいけないなというプレッシャーは感じています。
■今後の目標・方針
GAP取得ということで労務管理や農薬の関係をしっかりして、いつまでも長くトマト生産ができるような環境を作り続けていきたいなと思っています。
■今後、GAP認証取得に取り組む生産者に向けて
自分の今やってる農業の経営管理や労務管理全てをGAPの基準でチェックできています。(皆様にも)是非行ってもらえると自分の経営にプラスになる部分が多いと思います。一緒に頑張っていきましょう。
■消費者・流通業者に向けて
南郷トマトは酸味と甘さのバランスを兼ね備えたトマトです。それに加え安全安心も力を入れていきたいと思いますので今後ともよろしくお願い致します。
<団体事務局>
■GAP認証を取得してみての感想
31名ということで人数が多い中で取得をしたわけですが、まず大変だった部分はそれぞれの方々のサポートをしていくということであったり、そもそも事務局が何をすればいいのかが分からなかったという点です。しかし GAP 認証取得に取り組むにあたり、そういったものが一つずつ分かりやすい形になってきたという部分はあると思います。そういった意味では良かったかなと思います。
■今後の目標・方針
安全性の柱として南郷トマト生産組合全体で(GAPに)取り組んでいきたいと考えております。
■消費者・流通業者に向けて
南郷トマトは50年以上続いております。この先100年を目指して産地として取り組んでまいります。そのために今回の J GAP 認証の取得に取り組んでおります。美味しい南郷トマトをより安全な形で消費者の皆様に届けたいというふうに考えております。
催事名:ふくしまプライド。食材博~旬の農林水産物 試食商談会~
開催地:ロイヤルパークホテル(東京:日本橋)
「ふくしまプライド。食材博~旬の農林水産物 試食商談会」に出展いたしました。
農場名:(有)とまとランドいわき
市町村:いわき市
マイページ:https://gap-fukushima.jp/user/p170001
■GAP認証取得のきっかけは?
私たちはいわき市のトマト生産者の仲間でサンシャイントマト出荷協議会というものを作っております。これからの販売等を考えた時にGAPは必須だと考えました。その中で県の後押しもありまして今回の各社一斉の取得に至りました。
■GAP認証を取得してみての感想
まず一番大変だったのは帳簿の整理です。今まできちんと整理されていなかったものがあったのでそれを整理するにはかなりの時間がかかりました。他の整理整頓に関しましては従業員の皆さんが理解を示していただきまして積極的に取り組んだことによってスムーズに行うことができました。今はJGAPなくしてはこのハウスは成り立たないと考えております。
■今後の目標・方針
JGAPを通して蓄積されたデータを、今後の生産に活かして収量と売り上げを上げていきたいと考えております。また私の仕事は従業員の皆さんが喜んで働いていただける環境を作ることだと思っていますので、そういった面にも是非役立てていきたいと考えております。
■今後、GAP認証取得に取り組む生産者に向けて
今の社会情勢の中で農産物の安心安全というものは大変大事なことだと思います。そう考えますとGAP認証の取得というのは本当に必要になってくるのではないでしょうか。一つ一つこなしていければ取得につながると思いますので是非皆さん取得していただければと思います。
■FGAPについて
FGAPは放射性物質対策についてより細かく明記されています。我々はJGAPとFGAPの両方を取得することによって消費者の皆さんへより安心安全なものを届けられると思い今回の取得に至りました。
■消費者・流通業者に向けて
私たちサンシャイントマト出荷協議会では【安全と品質の太鼓判 ふくしま。GAPチャレンジ】を推進しております。もちろん味にも自信はありますのでいわきのトマトをよろしくお願いします。
催事名:ふくしま。GAPチャレンジセミナー 〜次の10年へ、ふくしまにエール〜
開催地:ホテルハマツ(福島:郡山)
福島県は、2021年2月8日(月)にホテルハマツにて「ふくしま。GAPチャレンジセミナー」を開催しました。今回は、株式会社A and Live 代表取締役でジャパネットたかた創業者の髙田 明さんから、県内の生産者へエールを頂くとともに、県内の生産者と株式会社ヨークベニマルの上野 一郎さんからGAPに関する事例紹介をしていただき、GAP認証を農業経営に生かすことの重要性を考える機会となりました。
日本なし地域の生産者が協力し合い、いわきの梨を広めていきたい。
福島県いわき市
JA福島さくら
いわき梨部会GAP研究会
FGAP認証取得:日本なし
『いわき梨部会GAP研究会』は、2018年に内郷・好間・平窪・赤井・高萩・小川の6支部で構成される福島さくら農業協同組合のいわき梨部会内に発足。
沼倉果樹園・沼倉克美さんは、そのメンバーの一人。
脱サラして、お父さんの営んでいた梨園を引き継いで早7年。「会社員時代は農業にあまり興味はなかったんですが、退職を機に次の仕事のことを考えた際、明治時代から続く実家の梨園のことを思い出したんです。私で4代目で、幸水・豊水・新高を中心に栽培しています。うれしいことに多くのお客さんから”美味しい”と言ってもらっています」。
農場名:(株)OFs-Link
市町村:三春町
マイページ:https://gap-fukushima.jp/user/p170036
■GAP認証取得のきっかけは?
安全安心なものをお客様に届けられるように、そして当農場が安全に仕事ができるようにとGAPを取ろうと決めました。
■GAP認証を取得してみての感想
取組み始めた最初のうちは本当に辛くて、特に農場の整理整頓であったり従業員に文句を言われたりということもありましたが、今となってはしっかりとした会社としてのルールもできて整理整頓ができるようになり綺麗な農場でいい物が作れている実感があります。
■今後、GAP認証取得に取り組む生産者に向けて
GAPを取って損はないです。強い農家を目指すならみんなで取り組みましょう。
■消費者・流通業者に向けて
福島の農家は努力をしています。GAPをとって安全で安心なものを皆様にお届けします。美味しい野菜をどうぞ召し上がってください。