新しい農業の形をつくって担い手を増やしていきたい
福島県田村市
移ヶ茸
FGAP認証取得:きくらげ、しいたけ
元々は車の部品を作る会社で働いていたという安田さん。19年勤めた会社を辞め、キノコ農家へ転身。西会津町の師匠のもとで研修した後に独立し、実家の田村市船引町で就農。今年で3年目を迎える。
現在はきくらげ、しいたけをメインに栽培。
「製造業で身につけた技術や知識はキノコ栽培にも生かせるんです。パイプを組合せ、施設内の散水装置を造るのはもちろん、無駄を省いてより効率的に作業できるように意識することも製造業で培った考え方です」と安田さん。 新しい手法にも積極的にチャレンジしている。
新しい農業の形をつくって担い手を増やしていきたい
福島県田村市
移ヶ茸
FGAP認証取得:きくらげ、しいたけ
元々は車の部品を作る会社で働いていたという安田さん。19年勤めた会社を辞め、キノコ農家へ転身。西会津町の師匠のもとで研修した後に独立し、実家の田村市船引町で就農。今年で3年目を迎える。
現在はきくらげ、しいたけをメインに栽培。
「製造業で身につけた技術や知識はキノコ栽培にも生かせるんです。パイプを組合せ、施設内の散水装置を造るのはもちろん、無駄を省いてより効率的に作業できるように意識することも製造業で培った考え方です」と安田さん。 新しい手法にも積極的にチャレンジしている。
農場名:社会福祉法人こころん/社会福祉法人こころん こころんファーム養鶏場
市町村:泉崎村/白河市
マイページ:https://gap-fukushima.jp/user/p180028
<社会福祉法人こころん>
■GAP認証取得のきっかけは?
こころんが農業を始める際に、美味しいものはもちろんのこと環境にいいもの、そして体にとっても優しいものを作ろうということから始まったので、それを形として示せるGAPを取ろうかなというのがきっかけです。
■GAP認証取得を取得してみての感想
GAP認証を取得するにあたって、最初にルール作りや整備をしなければいけなかったのですが、それがほとんどできていなかったので文章を作ってルール化するのに苦労しました。ですが、一度できてしまえばそれをもとに従業員教育ができますし、なによりも食の安全と働く者の安全をしっかり高めることができた点がとても良かったと思います。
■今後の目標・方針
まずはしっかりとGAPを維持していくこと。その上で特に鶏の病気を防いでいき、万全な衛生管理を保っていきたいなと思います。
■今後、GAP認証取得に取り組む生産者に向けて
最初は何から始めればいいのかわからなくて迷ったこともたくさんありました。管理点を読んでみて自分の農場に足りないところ、努力が必要なところから始めていくといいんじゃないかなと思います。特に鶏の病気、衛生管理をしっかり取り組んで、出来上がっていけば他の項目についても一つ一つ形になっていくんじゃないかなと思います。
■消費者・流通業者に向けて
GAP認証を取得しているということは食品の安全性が高いということ、そして環境にとっても優しいということを証明してくれていると思います。お客様が口にするものが食品として非常に安全性が高く環境にも優しいということが分かるとお客様にとってもいいんじゃないかなと思います。
<社会福祉法人こころん こころんファーム養鶏場>
■GAP認証取得のきっかけは?
GAP認証を取得したきっかけは三つあります。
一つ目は整理整頓、二つ目に“やりっぱなしを無くす”、そして三つ目が品質の向上です。
■GAP認証を取得してみての感想
認証取得にあたっては当初現場の方が散らかっていまして、使うものを残し、もう使わないものを思い切って捨てるといったことに力を注ぎました。そしてもう一つ苦労した点は社員の教育。スタッフさんや利用者さんもいますので、みんなにGAPとはなんぞやということを毎日の朝礼で日々教育することを心がけました。
■今後の目標・方針
今後の目標はまず安全第一。労働災害が多発する農業の現場だからこそ、GAPをしっかりと遵守して労働者の安全を守ること、これが一つ。それから品質の向上また品質をしっかり保って消費者の方にお届けすることに力を注いでいきます。
■今後、GAP認証取得に取り組む生産者に向けて
「GAP認証をとって何が良かったか」という質問をよく受けますが、私どもの場合はGAP認証を取ったおかげで出荷工程が整理整頓されて生産量が上がったこと、それとGAP認証を取っているからこそ第三者認証があるからこそ、私たちの商品を使いたいと思ってもらえる企業さんが現れ始めたということです。
GAP認証を取ることによって、しっかりした品質の維持だけではなく、それが販路にもしっかり繋がってくるということを実感しています。
■消費者・流通業者に向けて
私どもはGAPの認証を受けた“きくいも“を、”きくいも”パウダーにして六次化の商品開発にも取り組んでいますので、是非ご賞味頂ければと思います。
利用者さんをはじめ、みんなが楽しく作業に取り組んでいます。
福島県南会津町
NPO法人あたご
FGAP認証取得:だいこん・とうもろこし・ブルーベリー・大豆
平成9年、障害を持つ方々の受け入れ先が地域に少ないことから、有志者が「あたご共同作業所」をスタート。自分たちが食べる分として、利用者さんと共に野菜を作り始め、現在では『あたごファーム』として農産物や加工品の販売も行なっている。
FGAP認証品目は、だいこん・とうもろこし・ブルーベリー・大豆。
この他、ピーマン、トマト、オクラ、ナスなど様々な野菜を栽培。障害者の自立を目指し、楽しく農作業に取り組むことや加工食品などの販売を通して就労訓練を行なっている。
2020年11月7日(土) 21世紀の森公園(いわき市)で開催された「IWAKI DREAM CHALLENGE2020」に出展いたしました。当日はGAP認証農産物(ねぎ、しいたけ、川俣シャモ ※ねぎとしいたけはいわき市産)を使用した「ふくしま。GAPチャレンジスープ」を試飲していただくとともに、ふくしま。GAPチャレンジへの応援メッセージをいただきました。
「第1回GAPオンライン・ワークショップ GAPにズーム・イン!~感染症対策編~」を開催し、
新型コロナウイルス感染症の影響が広がる中、農場での感染予防対策について事例を通して学びました。
■タイトル:GAPにズーム・イン!〜感染症対策編〜
■実施日時:2020年10月30日(金)15:30〜16:30
■配信方法:YoutubeLiveにて生配信
\「ふくしま。GAPチャレンジTV」チャンネル登録お願いします!/
▶チャンネル登録はこちらhttps://www.youtube.com/channel/UCYbheg2EO_rfZJTzFX8VJPw
土壌の状態をしっかり把握して野菜に必要な栄養だけを届けたい。
福島県会津若松市
株式会社 あいづロジカルファーム
GLOBALG.A.P.認証取得:こまつな、ほうれんそう、トマト
代表取締役の諏訪宏吉さんと、妻の美江さん。同じスーパーで働いていたことをきっかけに出会い結婚。美江さんの父・永島信義さんが営んでいた『ながしま農園』を引き継ぎ、農業の道へ。信義さんは長年に渡り独学で研究を重ねてきた“土作りの名人”。2人も信義さんから技術や考え方を学び、日々農業に向き合っている。
平成29年に『あいづロジカルファーム』を設立し、GLOBALG.A.P.の認証も取得。家族は他に9歳の娘さんと6歳の息子さんがいて、農作業の合間にマラソン大会の応援など学校行事にも積極的に参加しているのだそう。
農場名:JAふくしま未来蔬菜GAP部会
マイページ:https://gap-fukushima.jp/user/g180011
<生産者:佐藤清和>
■GAP認証取得のきっかけは?
今まで経験のなかったことや分からなかった点がいっぱいあったんですけども、GAP 認証を取得してからはそれを取ったおかげで知識の向上に役立っています。
■今後の目標・方針
東京2020オリンピック・パラリンピックをきっかけに日本一の伊達市の美味しいきゅうりを皆さんに届けたいです。
■今後、GAP認証取得に取り組む生産者に向けて
これからの若い人たちにもGAP認証を取得していただいて、私と一緒に頑張りましょう。
■消費者・流通業者に向けて
私たち生産者がGAP認証を取得して一生懸命作ったきゅうりです。
皆さんには美味しくて安全なきゅうりを届けますので、美味しく食べていただきたいと思います。
<団体事務局>
■GAP認証を取得してみての感想
伊達地区ではJGAP団体認証を取得する方が非常に多くいらっしゃいましたので、書類の作成の面では大変苦労した部分はございますが、農家の皆様から「経営改善に役立った」というお声をいただきまして非常にやりがいのある仕事だと感じております。
■今後の目標・方針
JGAP団体認証を取得する農家の皆様をより多く増やしまして、客観的に農産物の安全安心をPRしながら福島県の農産物の知名度アップに繋げてまいりたいと思います。
■消費者・流通業者に向けて
より多くの消費者の方にJGAP認証品を知って頂きまして、福島県産のおいしい農産物を召し上がっていただきたいです。
「第2回GAPオンライン・ワークショップ GAPにズーム・イン!~労働者が安心して働ける職場づくり編~」を開催し、雇用条件に関する基準や労働保険について等、従業員を雇用する際に覚えておくべきポイントを学びました。
■タイトル:GAPにズーム・イン!〜労働者が安心して働ける職場づくり編〜
■実施日時:2020年12月22日(火)16:00〜17:00
第2回GAPオンライン・ワークショップ(2020年12月22開催)の資料は、
下記「講演資料ダウンロード」をクリック、PDFファイルをダウンロードしてください。
講演資料➝https://gap-fukushima.jp/img/webinar/IMG_20201214_0001_rotated.pdf
※ 本資料の記載内容は2020年12月時点のものであり、今後変更されることがあります。
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▶チャンネル登録はこちらhttps://www.youtube.com/channel/UCYbheg2EO_rfZJTzFX8VJPw
農場名:小林 茂行
市町村:喜多方市
マイページ:https://gap-fukushima.jp/user/P190046
■GAP認証取得のきっかけは?
私は農業に参入して間もないのですが、前職ではISO生産工程管理という仕事に携わっていたことがありました。同じものづくりをする農業の中でも同じような仕組みがないかと探していたらGAPという存在に気付きました。詳しい話を福島県の担当の方に聞いて検討していく中で、これは自分の農業の中で必要なものだという認識に至り取得することを決めました。
■GAP認証を取得してみての感想
思っていたより非常に多岐にわたり細かいと感じましたが、人様の口に入るものを作る大切な尊い仕事には必要なものだと認識するようになりました。良かったことは、達成感が味わえたという事、また全て記録として形に残すことができたので、今後更新していく中でもやりやすいのかなと思っています。
■今後の目標・方針
現在の環境は大きく変化しています。天候要因やお客様の消費の嗜好、そのような変化への対応を我々農家は求められるものだと思っています。従って今回取得したGAPの内容に甘んじることなく、常に新しい情報を仕入れ更新をしていく必要があると考えております。
■今後、GAP認証取得に取り組む生産者に向けて
取組むにあたっては非常に勇気がいるのかなと思います。しかしながら長く継続した農業という事業を続けていくためには必要不可欠な制度だと思っています。
内容を見ますと、非常に完ぺきな引継ぎ書にもなると思いますし、他の世代に繋いでいくためにも必要なものです。皆さん頑張って認証に取組みませんか。
■消費者・流通業者に向けて
我々GAPに取組んでおります生産者の作っている作物は、安心して美味しく食べていただけることは間違いありません。私たちは皆さまの健康と安心安全のために日夜努力をしております。皆さんもGAPという存在と内容について少しでも勉強していただいて、その良さを分かっていただけると嬉しく思います。
農場名:ASAKAMAI887GAP部会
市町村:郡山市
マイページ:https://gap-fukushima.jp/user/g180009
<生産者:遠藤昭夫>
■GAP認証取得のきっかけは?
東日本大震災、それが大きなきっかけとなっていると思います。以前から美味しいお米を作ろうということで始まったのですが、そのためにはGAPを取得してより良いものを世に出そうということで始まったところです。
■GAP認証を取得してみての感想
認証を受ける際に農作業所の環境整備が大変でした。ただ大変な思いをした分、今は実に快適な農作業をしております。また近年 IT 農業に取り組みまして、数値で毎年のデータを残しそれを参考に翌年に利用させてもらっています。
■今後の目標・方針
私の場合は限られた面積ではなくて、私の受け持つ全面積に全て作付し全量いい米を作っていきたい、それが今の私の課題であり目標です。
■消費者・流通業者に向けて
我々ASAKAMAI887生産者、本当にみんなで試行錯誤して話し合いをしながら関係機関と頑張っております。また販売に際しても卸業者の皆さんにも新米ができた折には試食いただき、美味しいと頷いて頂いております。これからはより多くの消費者の皆さんに絶対これは美味しいと我々言わせる自信があります。是非食べてみてください。
<団体事務局>
■GAP認証を取得してみての感想
ASAKAMAI887の生産基準の中に、GAPに取り組むという基準がございます。
生産者21名で取り組みを始めました。当初はGAPについて皆さんも分からない点が多かったのですが、徐々に農場の整理整頓・作業の省力化・農作業の安全ということで取り組みをいただき、現在は生産者それぞれからも作業の省力化・安全が感じられ好評であると聞いております。
■今後の目標・方針
ASAKAMAI887生産者のさらなる拡大と面積の拡大、また販路につきましては現在市内一円として取り組んでおりますが、今後は県内または関東関西と全国的にも PR をしながらASAKAMAI887の販路の拡大を実施して参りたいと思っております。